真正ラベンダー
 

アロマテラピーはラベンダーからはじまった

「アロマテラピー」という言葉の産みの親として知られる、フランスの化学者 ルネ・モーリス・ガットフォセ(Rene-Maurice Gattefosse 1881~1950)。近代アロマテラピーを語る上で欠かすことのできない偉大な人物のひとりです。1910年、彼が化学実験中の爆発事故で頭と両手に重度の火傷を負った際に、とっさにラベンダー精油を塗ったところ、その後、驚異的な治療作用が見られたというのは有名なお話。この経験からガットフォッセは精油の治療作用に着目し、研究を進めました。その後、1937年に発表された著書『aromathérapie(芳香療法)』の中で初めて「アロマテラピー」という言葉が登場するのです。

 

効果があるのは真正ラベンダーだけ

ラベンダーにはいくつかの種類がありますが、その種類によって成分の割合が異なります。ラベンダーの効能としてよく言われる「鎮静効果」があるのは、酢酸リナリルが36%以上含まれているもの。「酢酸リナリル」には痛みを和らげると共に神経を鎮静させる効果があります。これはラベンダーの中でも「真正ラベンダー」にしか含まれていません。香りが似ていても、成分が違うと効果はないのです。

真正ラベンダー成分

 

 

一家に1本の必需品

鎮痛、鎮静、殺菌、消毒、美肌など広い用途で役に立ってくれる真正ラベンダーは、ちょっとした傷・やけど・吹き出物などにも効果的な「万能精油」です。頭痛やイライラ、緊張時に芳香浴でリラックスしたり、眠れないときには枕元で香らせて安眠を促したり、1本でたくさんの用途に使えるまさに万能薬と言えます。台所や洗面台など身近なところに常備しておいたり、旅行やお出かけの際に1本携帯しておくのもおすすめです。

 

ラベンダーの効能

気になる部分にちょんと塗るだけ。
真正ラベンダーは少量であれば原液でもお使いいただけるほど刺激の少ない精油です。
※お肌の弱い方はホホバオイルなどの植物油で希釈ご使用下さい。 ※3歳以下へのお子様へのご使用はお控えください。

 

品質・成分まで確かなものを

一般的な「ラベンダー」は低地で育ち虫や菌に強いため、大量に収穫できる、いわば「雑種」です。 一方で、高地で育つ真正ラベンダーは、その体内で「酢酸リナリル」を大量に作り、フローラルな香りを放つことで、高地にはなかなかいないミツバチを呼び寄せようと、厳しい環境下でも必死で命を育みます。 酢酸リナリルが35%以上の真正ラベンダーは、忌避効果のある「1-8シネオール」が少ないため、虫や菌に非常に弱く高地でのみ採取されます。高地で採れる真正ラベンダーは収穫量が少なくとても貴重なものなので、値段は少し高価になります。安価で売られているものは、真正ラベンダーと、そうでないラベンダーを混合して販売している可能性もあります。そのため、本物とは香りや質、効果は全く異なるのです。 精油の芳香成分は鼻・肺・皮膚などから私たちの体内に入り、効果を発揮します。直接体内に入るものだからこそ、品質・成分まで証明された品質の高い精油をお選びください。

フィトフランスイメージ